ユースサッカー子供の成長日記

ユースサッカー生活の記録

気持ちスイッチ!!

この週末は全日四次リーグの2試合があった息子チームです。


初戦の相手は既に二勝しているチーム。


リーグは計四試合のため、この試合の勝敗でリーグの順位が左右されます。



試合結果は2-1でなんとか勝利。



この試合で決勝点を決めた息子ですが、、、



左サイドからゴール前へ無理な体勢からセンターリング。


その時、息子はバランスを崩し、倒れました。



審判はすかさず笛!!



息子チームのPKになり、息子が決めました。



試合後に息子に聞くと、


「あれはファールではないで。実際、増えが鳴った時、足を上げすぎたからと思ったし、相手は何もしてないで、自分で無理やり蹴ってバランスを崩しただけ。」



それを聞いて、あとでビデオチェック。



相手の手が絡んで倒れたように見えますが、息子自身が言ってるので誤審だったのでしょう。



今回は息子チームの勝利になりましたが、実際は引き分けですね。



ただ、この一点が決勝点になり、この2部に降格した息子チームですが、この後、つづいた2試合目も勝利しましたので、2部の一位が濃厚になりましたね。



これにより全日トーナメントでは、若干、シード的に上位からやれますが、トーナメントでは、30チームぐらいの中で2チームだけが、その先の中央大会に進めるので、かなり厳しい実情です。




息子の方は、思い切った逆足のシュートや、ドリブルなど少しずつ良くなっています。



監督からも「おもいっきりやったら楽しいやろ。出来るんやからもっと頑張れ」


と言われた様子です。



この数ヶ月、コーチへの不信によるメンタルの不調から、思い切ったプレーが出来ず、無難な自信のないプレーが多いです。



そんな中、約半年振りにjグリーンでのドリスクに参加しました。



このドリスクでは、アウトロールからダブルタッチや、ダブルタッチからインロールなど、多種多様なドリブルを1時間みっちりやります。



本当は、この久しぶりのドリスクで失敗することを望んでいました。



失敗することで、技術が低下しているのが原因と伝えることで、なんとかより良くなるのではと期待していました。



ドリスクの結果は楽しくやっていましたね。



難しいドリブルも、楽しそうに腕でリズムを取りながらやっていました。




帰宅中に息子へ


「どうやった、久しぶりのドリスクは?」



「楽しかったで、ただ、クライフターンがなかなか苦手やな」



「そうか、本当はパパ。いっぱい失敗してやっぱり技術が落ちてるから頑張りやって言いたかったけど違ったわ。もうあれしか理由がないわ」



「何? チャレンジとか?」



「そんな感じ、、、。」



「気持ち?」



「そうやと思う。メンタルやわ。パパな小さいアドバイスは出来るで。もっと周りを見た方がいいとか、ファーストタッチでスペースにとか。でも、それぐらいしか言ってあげられない。この先、必要なことは気持ちやし、パパやママが言ってどうなるもんでもないかな、、」



「うん。気持ちやな、、、。」




既に息子が気付いている事を、このドリスクを通じて再度、認識した結果になりましたね。



基礎練の手伝いやアドバイスは出来ても、息子のやる気スイッチ?


気持ちスイッチを入れることは、親には出来ません。



息子自身がこれからの目標に向かって、これまで努力したことをベースに頑張っていけるのか。




残されたジュニア時代に、ジュニアユースへ繋がる基本、基礎、土台を構築できれば幸いです。



サッカーを楽しんで欲しい!




では、また、続く。