視野のこと。
昨日の練習試合で、息子が気になることを言ってました。
良いことなので、忘れないように。
試合中のワンシーン。
相手のペナルティエリア付近。
息子がパスを受け、ドリブルで切り込む。
その時のこと。
試合後に。
「あの時、落ち着いてた。」
「左サイドに味方がいる。」
「相手ディフェンダーの足の動き」
「落ち着いてたから、いろいろんな見えてたわ」
結果は、味方にパス? ゴールでした。
ここ一年、ジュニアユースでの試合経験では、なかなか無いことだったのでしょう。
息子には、これといった武器がありません。
縦にトッパ。
一人二人をかわす。
切り込むドリブル。
そういった武器が無い。
なので、サイドやディフェンス、トップの起用なし。
出来ることは、
味方にパスを散らす。
縦のスペースにパスを。
ボールキープ。
この三つが唯一出来そうなこと、又は、少し出来ること。
その中で、周りを見ること。
視野。
ここに関しては、ジュニアから、そのポジションしか出来ない息子にとっては、生命線。
味方から受けたボールを、
奪われたくない。
中盤では、すぐに数人が囲んでくる。
だから、パスを受ける前から、必死で周りを見る。
敵はどこに?
どこに味方が?
スペースは?
味方から受けるボールを奪われたくない。
ジュニアから、こんな思考。
自分がボールを運んでいる時も。
相手ゴールにシュート。ではなく。
運べるだけ運ぶ。
運びながら、味方をみる。
右、左、前。
その中で、ボールを奪われたくない。
敵は寄せてきていないか。
奪われたくない、味方へパス。
この息子の周りを見るプレーは、
強気、ポジティブからではなく。
弱気なネガティヴから。
ただ、今は、息子の良さ。
平凡な息子の唯一の良さなのかも。
あとは、両足で蹴れる。
昨日は良い日。
では、また、続く。
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